一度知ると、その後やたらそれを見たり聞いたりする気がするのは偶然?奇妙な認知効果「バーダー・マインホフ現象」

一度知ると、その後やたらそれを見たり聞いたりする気がするのは偶然?奇妙な認知効果「バーダー・マインホフ現象」

Bronisław Drożka from Pixabay
 それまで知らなかった言葉や物事など、何か新しいことを知ったら、それが急に身の回りに増え始めたような経験はあるだろうか?

 たとえば、新しい言葉を覚えたとしよう。そうしたら次の日、あなたの上司や先生がやたらとその言葉を使っているではないか。それどころか、今読んでいる本の中にまで書かれていた。一体どういうことなのか?

 この不思議な認知効果は「バーダー・マインホフ現象(Baader-Meinhof Phenomenon)」と呼ばれている。

 はたして、これは単なる偶然なのだろうか? それともきちんと合理的な説明ができる現象なのだろうか?
【新たに知ったことに注意を向けやすくなるから】

 スタンフォード大学の言語学者アーノルド・ツウィッキー教授によると、バーダー・マインホフ現象は、より科学的には「頻度錯覚(frequency illusion)」と呼ぶべきなのだそうだ。

 私たちの日常には、とんでもない量の情報・思考・感情が待ち構えている。さすがの脳といえど、それらすべてを処理することは不可能なので、どこに注意を向けるべきか選ばなければならない。これを「選択的注視」という。

 私たちが何か新しいことを学習すると、この選択的注視が変化する。つまり、それまで無視していたことに以前よりも注意が向けられやすくなるのだ。

 これがバーダー・マインホフ現象の原因の1つだ。

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