こんなかわいい生き物が実在するだと?背中に張り付いて甘えるマレーヒヨケザル
 伝説の聖獣?ファンタジー世界の住人?くるりんとしたお目目で背中に張り付いているのは、空を滑空することもできる哺乳類の1種、マレーヒヨケザルだ。

 一瞬コラを疑ってしまうほどにその造形はクリーチャー感あふれている。地球には人間の想像を超える生き物がまだまだ存在するのだね。

実在するファンタジーな生き物 おじさんの背中にひっついて離れない、くりくりお目目で小さなお耳のマレーヒヨケザル。鳴き声は「ケケケケケ」と、ちょっと不気味だが、見た目とのギャップもたまらない。  マレーヒヨケザルは英名では「空飛ぶキツネザル(フライング・リーマー)」と呼ばれており、その名の通り、皮膜を使って滑空することができる。

 ムササビにも似ているが、ムササビの属するネズミ目(齧歯目)ではなく、ヒヨケザル目ヒヨケザル科に分類される哺乳類だ。

 マレー半島、ジャワ島、ボルネオ島など、東南アジアの島々に存在し、森林にある樹上で群れを作って暮らしている。

 ていうかアザラシの子供にも似てるな。

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 草食動物で、クシ状になっている切歯で蜜や樹液などをこしとって食べるそうだ。大きさは成獣で、体長40cm前後、翼開長70cm前後にもなるというから、この映像の子はまだ子供のようだ。

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Facebookにはロングバージョンがあがっていた。かわいいけど鳴き声がやっぱすごいね。

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written by / parumo

成獣が飛ぶ映像
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It's a Bird, It's a Plane ... It's a Colugo? | Nat Geo Live

追記(2022/02/08)誤字を修正して再送します。

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