コンクリートの厚さが「10分の1」。施工不良が相次いだ和歌山県のトンネルがようやく秋に開通しそうです。



 和歌山県の那智勝浦町と串本町を結ぶ「八郎山トンネル」では、2022年、30cm以上必要なコンクリートの厚さが、最も薄い場所で3cmしかないなど、施工不良が相次いで見つかりました。

 外部の有識者らでつくる委員会は「技術者の倫理観の欠如」が根本的な原因と結論付け、トンネルではやり直しの工事が行われていますが、3月、有識者らは「健全なトンネルが再構築された」などと説明していました。

 こうした中で県は、今年11月までに開通を目指すことを明らかにしました。

 (和歌山県 宮﨑泉知事)「本当にあってはならない大きな施工ミスだったと思う。一日でも早く、できれば供用できるように」

 元の予定より約3年遅れでの開通となり、県は施工した建設業者に対し、約1億8000万円の賠償を請求する方針で、今年6月の議会で議案を提出する予定です。

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