Z世代・推し活層に特化したマーケティング支援を手掛けるOshicocoが、推し活コミュニティメンバーを対象にした「ランダムグッズに関する意識調査」を実施し、その結果を公開した。はたして、ランダムグッズは本当に「悪」なのか。
今回の推し活層への調査では「好き派」が4割であることが判明し、グッズ設計の本質的課題が浮かび上がった。

昨今、SNS上では「ランダムグッズ」に関するネガティブな声がよく聞かれる。Oshicocoが運営する「推し活応援メディアOshicoco」にも、ランダムグッズにまつわる色々な声が日々届いているという。

そのうえで、「推し活」に携わる同社は「ランダムを純粋に楽しんでいる推し活層がいるのも事実だ」ということを主張する。はたして、「ランダムグッズ」は本当にただ「嫌い」なだけなのか。「好き」にも「嫌い」にも、もっと深くて複雑な理由があるのではないか。

このたびの「ランダムグッズに関する意識調査」は、「世界で一番推し活を理解する会社」を自負する同社が、そういった考えのもとで実施したものである。回答者はInstagram「推し活応援メディアOshicoco」をフォローしている推し活層で、年齢層は10代が61%、20代前半が16%、20代後半が13%だった。

「ランダムグッズは好きですか?」という問いには、「嫌い」が多数派ではあるものの、全体の約4割が「好き」と回答した。コアオタクが集まるコミュニティだからこそ、ランダムグッズの楽しみ方を知っている層も多く、単純な好き嫌いでは語れない複雑な感情が浮かび上がった。

続いて、回答数が多かった人気上位5ジャンルにおけるランダムグッズの「好き・嫌い」の比較では、VTuber・歌い手推しは「好き」が約6割であるのに対し、国内男性アイドル・2次元推しは「嫌い」が7割超えという対照的な結果が出た。

「何種類のランダムまで許せますか?」という、許容できるランダムグッズの種類数を聞いた設問では、全体の8割以上が「10種以内」を希望することが明らかになった。
10種というラインを超えるかどうかで、推し活層のランダムグッズへの感じ方が変わる可能性が示唆されている。

ランダムグッズを「嫌だと感じる際の条件」を聞く自由記述では、金額面に関するコメントが多数寄せられた。「1,000円を超えるランダムは高すぎる。追加で300円払っても選べるようにしてほしい」、「アクスタ全7種ランダムで1つ2,500円はさすがに萎える」、「1,000円超えで10種類なら、コンプリートしたければ1万円かかることになる。それが嫌」などの声があり、金額と種類数のバランスが推し活層にとって重要な判断基準となっていることが読み取れる。

Oshicocoではこのほか、本調査の結果を踏まえ、より深いインサイトを探るべく、歴10年以上のオタク4名による「ランダムグッズに関する本気の座談会」も行った。同社は「ランダムグッズに関する意識調査」、およびこの座談会を通じた見解を「ランダムグッズは、推し活層にとって必ずしも『悪』ではない」としている。このまとめに至るまでの詳しい考察は、同社の座談会の記事を参照してみたい。

■「ランダムグッズに関する意識調査」調査概要

■集計期間:4/21-4/23

■有効回答数:165件

■調査媒体と対象者

Instagram「推し活応援メディアOshicoco」をフォローしている推し活層

■回答者層

10代(61%)、20代前半(16%)、20代後半(13%)

■主な推しジャンル

2次元アニメ・キャラクター、国内男性アイドル、歌い手、2.5次元、VTuberなど

★本調査は株式会社Oshicocoの調査サービス『推しペディア』を活用しました。
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