ペットを飼うと介護リスクは半減?社会参加を促し、幸せホルモンが分泌
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求められる飼育のルールづくり
目次
  • 犬を飼っている高齢者は介護リスクが半減する
  • ペットが安らぎや生きがいを与える
  • 高齢者がペットを飼うメリット・デメリット

犬を飼っていると介護リスクが半減するという調査結果が出たことで、介護業界でもペットを飼うことへの効果が再度注目されています。

今回は高齢者がペットを飼うことで得られる効果について考えます。

犬を飼っている高齢者は介護リスクが半減する

ペットフード協会の「2020年(令和2年)全国犬猫飼育実態調査」によると、ペットを飼育している世帯の割合は、犬で11.85%、猫で9.6%となっています。また、2010年度の内閣府のアンケート調査では、約3分の1の家庭で何らかのペットを飼育していることが明らかになっています。

私の周囲をみてもペットがいる家庭は多いですし、介護サービスを利用する方の中にも犬や猫を飼っている人は多くいらっしゃいます。

国立環境研究所と東京都健康長寿医療センターは、日本の高齢者1万人以上を対象にした調査で、「犬を飼っている人は飼ったことがない人に比べ、介護が必要になったり、亡くなったりするリスクが約半減することがわかった」と報告しました。

また、犬を飼うことと定期的な運動の相互作用で障がいリスクを減らすことも明らかにしています。

ペットが安らぎや生きがいを与える

内閣府が2019年8月に公表した動物愛護に関する世論調査によれば、「ペットを飼育することによって、飼い主または周囲の人の生活にどのような影響を与えるか」という質問に対して、次のような回答が上位を占めました。


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