皆さんの周りで定年を迎えても再雇用、起業、ボランテイア活動などを行っている方がいるのではないでしょうか。シニア世代は就労意欲が高く、さまざまな場面で活躍しています。
アクティブシニアを雇用している企業や地域活動を行っているボランティア団体だけではなく、介護施設でも「社会参加活動」を導入する施設が増え、認知症の方でも働いているケースが増えています。
今回は、シニア世代の就労とその効果について解説いたします。
アクティブシニアは職場や地域で大切な存在
日本アクティブシニア協会によると、アクティブシニアとは「介護を受けていない65~75歳の前期高齢者」だとされています。アクティブシニアが社会参加をする理由は収入、社会との繋がり、健康維持といったものが多くなっています。
こうしたアクティブシニアを求める機関は多く、一般企業だけでなく福祉施設、ボランティア団体からも「即戦力になる」「世代を超えた交流ができる」「若い人に仕事の大切さを教えてくれる」と評価されています。
就労や社会参加することで得られる効果
シニア世代の就労や社会参加には、次のような効果が考えられています。
生きがい定年を迎えると、仕事を生きがいにしていた人は家にいる時間が長くなり、人との交流も減りやすくなります。新たに生きがいを見つけようとすると時間がかかってしまうものです。