日本人選手として初めてピックルボールの米プロリーグ「メジャーリーグ・ピックルボール(MLP)」でプレーしている船水雄太(32)=マイアミ・ピックルボールクラブ=は10日(日本時間11日)、米カリフォルニア州サンクレメンテで開催されているシーズン最終戦の男子ダブルスで初優勝を飾った。

 船水はハワイ出身のタマ・シマブクロとコンビを組み、第3シードで出場。

準々決勝で第2シード、準決勝では第10シードと、強敵を破り決勝まで進み、初の栄冠を手にした。日本人選手で米プロツアーを優勝するのは初。自身の過去最高成績(4位・26年5月)も更新した。

 船水は「日本でピックルボールに励む若い世代の皆さんにも、強い志を持って挑戦し続ければ、必ず世界への道は拓けることを知って欲しいです。僕も皆さんの目標となれるよう走り続けます。この勝利は、支えてくださった日本の皆様の応援のおかげです。この結果に満足せず、次は世界ランキング1位を目指して挑戦していきます」などとコメントした。

 元プロソフトテニス選手の船水は23年からピックルボールに取り組み始めると、24年1月に本格的にプロ選手になるため渡米。昨年3月、ドラフト全体39位でマイアミ・ピックルボールクラブに指名され、日本人初のプロ選手となった。入団後はソフトテニス仕込みのボレー技術を武器に主力の座を勝ち取り、今年3月にはチームと再契約したことを発表した。

 ◆船水 雄太(ふねみず・ゆうた)1993年10月7日、青森・黒石市生まれ。32歳。

宮城・東北高3年時、高校総体でソフトテニスの個人と団体で優勝。早大では全日本大学対抗選手権大会4連覇などタイトルを獲得。卒業後はNTT西日本に入社し、日本リーグ10連覇を達成。2000年にプロ転向。23年からピックルボールに取り組み、25年3月にMLPドラフトの全体39位でマイアミ・ピックルボールから指名を受けた。178センチ。右利き。

 ◆メジャーリーグピックルボール(MLP) 米国のプロリーグ。25年までプレミアとチャレンジャーにリーグが分かれていたが、26年よりレベル分けが撤廃され、全20チームに変更。1チームの人数は男女3人ずつ登録でき、リーグ戦では男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルス2試合を実施。リーグ戦終了後は上位10チームによるプレーオフを行い、王者を決める。各クラブのオーナーには、NBA選手のレブロン・ジェームズら著名人も多い。

船水が所属するマイアミ・ピックルボールのオーナーの1人は、プロテニス選手の大坂なおみ

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