[ヒットのたまご](309)
 私たちの身近に起こる「もったいない」は、農林漁業者の現場で日々起こっていると思います。規格外や、価値はあるのに廃棄せざるを得ない材料を使って「稼ぐ」仕組みをつくれないかと模索する生産者を対象とした県の「6次産業化スタートアップ支援事業」の募集が始まりました。

 商品開発に初めて取り組む事業者をサポートする事業で、過去には石垣島の農家から、1~2割ほど規格外となるオクラがもったいないので「オクラ麺」や「オクラチップス」をつくりたい、宮古島の漁業者からかつお節工場で出る端材を活用して「鰹のだし醤油(しょうゆ)」をつくりたいなど、「やってみたいけど どうしたら良いか?」などが応募のきっかけでした。
 「素材」と「つくりたい商品」は確定しているものの、実現までのプロセスやターゲットがボンヤリしている思い先行型が往々にしてあります。商品化へ乗り越えるべき課題は多岐にわたり心が折れそうな場面もありますが、豊富な知見を持つ専門家と地域の支援機関が自立・自走への道筋をサポートします。
 石垣島の畜産農家は、再肥育した経産牛を用いた食肉加工品をつくりたいと、専門家からのアドバイスに真摯(しんし)に取り組んだ結果、「2025おきなわ島ふーどグランプリ」で最優秀賞を獲得しました。重要なのは生産者自らが「動き出すこと」。まずは一歩を踏み出してみませんか。
 【メモ】問い合わせはアール・ピー・アイ、電話098(917)6328。詳細はQRコードから。
 
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身近に起こる「もったいない」で稼ぐ 「6次産業化スタートアップ支援事業」の募集開始
6次産業化スタートアップ支援事業のチラシ
身近に起こる「もったいない」で稼ぐ 「6次産業化スタートアップ支援事業」の募集開始
6次産業化スタートアップ支援事業のQRコード
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