朝日新聞社が主催する第30回手塚治虫文化賞の各賞の受賞作品が発表された。マンガ大賞(年間を通じて最も優れた作品)は児島青(こじま・あお)の『本なら売るほど』(KADOKAWA)に決定した。
贈呈式は6月11日に有楽町朝日ホールで行われる。

 新生賞(斬新な表現、画期的なテーマなど清新な才能の作者)はサイトウマド『怪獣を解剖する』(KADOKAWA)、短編賞(短編、4コマ、1コマなどで優れた成果をあげた作品・作者)は『あたらしいともだち かわじろう短編集』(マガジンハウス)かわじろう、特別賞(マンガ文化の発展に寄与した個人・団体)は武田一義『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』(白泉社)となった。

 手塚治虫文化賞は、マンガ文化の発展、向上に大きな役割を果たした手塚治虫さんの業績を記念し、志を継いでマンガ文化の健全な発展に寄与することを目的に、手塚プロダクションご協力を得て朝日新聞社が1997年に創設。年間を通じて最も優れた作品に贈るマンガ大賞のほか、新生賞、短編賞、特別賞があり、鉄腕アトム像(横山宏氏作)=写真=と賞金が贈られる、

■第30回手塚治虫文化賞選考委員
 秋本治(漫画家)、里中満智子(漫画家)、高橋みなみ(タレント、洗足学園音楽大学客員教授)、中条省平(フランス文学者、学習院大学名誉教授)、トミヤマユキコ(マンガ研究者、白百合女子大学准教授)、南信長(マンガ解説者)、矢部太郎さん(芸人・漫画家)の7名。社内から坂尻顕吾(取締役コンテンツ統括/編集担当)と渡部薫(文化部長=最終選考委員会当時)の2名。
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