2026年夏、全国15都市にて上演されるミュージカル『赤毛のアン』において、主役アン・シャーリーを、全国オーディションで選ばれた長野県在住の14歳・鈴木愛姫(すずき・きらら)が務めることが明らかとなった。

 本公演は、全国15都市にて17公演上演予定であり、次世代のミュージカル俳優育成と文化芸術の普及を目的としたプロジェクトでもある。


 『赤毛のアン』は、想像力と前向きな心で困難を乗り越える少女の物語であり、世代を超えて愛され続けている作品。本公演では、子どもから大人まで楽しめるエンターテインメントとしてだけでなく、観る人の心に勇気と希望を届ける舞台を目指す。

 今回、主役アン・シャーリーに抜擢された鈴木は、応募総数約500名の全国オーディションを経て、原作の年齢に近いフレッシュな感性と、確かな表現力、そしてプロの現場でも通用する高いスキルが評価された。

 オーディションは昨年8月、名古屋・福岡・大阪・東京の4都市で開催。歌唱・ダンス・演技の審査を経て、各会場で選抜された候補者によるコールバックオーディションを実施した。コールバックでは、実際の台本を用いた演技審査や楽曲歌唱など、より実践的な選考が行われ、表現力に加え、役への理解度や将来性まで含めて総合的に評価された。

 応募者のレベルは非常に高く、審査は難航。最終選考では僅差の判断が続く中、鈴木さんは舞台上で“アンとして生きている”と感じさせる存在感が決め手となり、主役に選ばれた。

 審査員の一人は「技術だけでなく、舞台上で“その人物として存在できるか”が今回の選考の大きな基準となった」と語る。

 本オーディションは、次世代のミュージカル俳優を発掘・育成する場としても位置付けられている。

 同様に、全国レギュラー出演者もオーディションによって選出された。大阪会場でオーディションを受けた、岡山出身の21歳・山崎幸恵(やまさき・ゆきえ)は、歌・ダンスともに高い完成度を見せ、審査員の注目を集め、コールバックオーディションでも、彼女の熱意と志が審査員の心に刺さった。


 その他にも、将来性を期待される若手として、彌吉優花(やよし・ゆうか)、香西愛美(こうざい・あみ)、島崎彩佳(しまさき・あやか)、千布幸奈(ちぶ・ゆきな)が全国オーディションから選出。

 なお主要キャストには、マシュウ・カスパード役を、長年第一線で活躍を続ける松村雄基が演じるほか、マシュウの妹=マリラ・カスパード役には、宝塚での経験を活かし後進の育成にも携わる三ッ矢直生。ステイシー先生役に、元宝塚歌劇団雪組トップ娘役、舞風りらNHK教育テレビの子供番組『おかあさんといっしょ』において4代目うたのおにいさんであり、ミュージカル俳優として今なお輝きを放つ宮内良といった実力派キャストが名を連ねる。

【公演概要】
ミュージカル『赤毛のアン』
■福岡公演:2026年7月20日(月・祝)福岡市民ホール 中ホール
■大阪公演:2026年7月28日(火)豊中市立芸術文化センター
■東京公演:2026年8月10日(月)なかのZEROホール
その他、 鹿児島・北九州・宇治・広島・松山・岡山・大阪・和歌山・山形・長岡・前橋・川越・水戸・東京にて 貸切公演あり。
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