フジテレビ系ドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』がこのほど、30年放送を続けてきた継続的な功績と社会的意義の高さが評価され、「第34回橋田賞」を受賞した。「橋田賞」は、脚本家・橋田壽賀子さん(享年95)が創設し、人の心や、人と人との触れ合いを温かく取り上げ、広く支持され、放送文化の振興・向上にも寄与してきた番組や人に贈られる。


『ザ・ノンフィクション』 受賞理由(「橋田文化財団」HPより)
“市井の人々にスポットライトを当てて長期にわたって取材することで、その人生を掘り下げて描いてきたドキュメンタリー番組。30年放送を続けてきた継続的な功績と社会的意義の高さを評価。”

 今回の受賞を記念し、フジテレビ公式YouTubeチャンネル「フジテレビドキュメンタリー」では、【橋田賞受賞記念 特別配信】を実施。2025年に放送された番組の中から3番組5本をノーカット版で、5月10日(日)14時より約3カ月間、期間限定で順次配信する。

 『ザ・ノンフィクション』は、1995年に放送開始し2025年10月に放送30周年を迎えた。常に時代の中で懸命に生きる市井の人々の姿を見つめ、その心の奥にある葛藤や希望を描き続けてきた。

 配信番組は次の通り。

『私が踊り続けるわけ4~58歳のストリッパー物語~』前・後編(2025年3月23日、30日放送)

日本最高齢のストリッパー・星愛美さん、58歳。肺がんを患い、肺の一部を摘出。抗がん剤治療による体力低下や脱毛に苦しみながらも、「還暦まではステージで踊る」と願い続ける。治療を続けるのか、それとも舞台に戻るのか。葛藤の末、愛するステージへ人生を懸けて戻ろうとする一人の女性の覚悟と、生きる意味を描いた。


『私のママが決めたこと~あれから2年 母を思う旅~』(2025年11月2日放送)

2024年に放送され大きな反響を呼んだ『私のママが決めたこと~命と向き合った家族の記録~』の、その後の物語。全身にがんが転移し、日本では許されていない安楽死をスイスで選んだ母。その死から2年、夫と2人の娘は、母が最期を迎えたスイスを訪ねる。亡き母が遺(のこ)した手紙や言葉に導かれながら、残された家族が母の思いと改めて向き合う旅の記録。「ワールド・メディア・フェスティバル2026」ドキュメンタリー部門(社会・政治)銀賞。

『12浪の早大生 38歳の就活~僕に内定をください~』前・後編(2025年11月9日、16日放送)

12年の浪人生活を経て30歳で念願の早稲田大学に入学した男性。留年や休学を重ね、ようやく卒業を前にした時には39歳になっていた。“新卒”として最後の就職活動に挑むものの、立ちはだかるのは年齢の壁と、自分をうまく言葉にできない現実。長い学生生活の果てに社会へ踏み出そうともがく一人の男性の挑戦を描いた。
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