ゼロ年代後半に登場し、それまで日本が世界に誇るアニメ界をけん引してきたスタジオジブリの後継者と目された細田守監督。出世作となった『時をかける少女』(2006年)が、今年で公開20周年。
筒井康隆氏のジュブナイルSF小説を原作に、現代に生きる少女の等身大の青春物語へと翻案し、躍動感あふれるアニメーションに仕立て上げた映画『時をかける少女』。わずか6劇場からスタートしたにもかかわらず、口コミにより40週ものロングランを記録。上映館数も100館以上にまで拡大し、アヌシー国際映画祭での長編部門特別賞はじめ、数々の国際賞で賞賛を受け。その功績は、アニメーション映画監督・細田守の名を世界中に知らしめた。
今回の展覧会「細田守の原点/展」は、その『時をかける少女』に加え、細田アニメの人気を不動のものにした『サマーウォーズ』(09年)、『おおかみこどもの雨と雪』(12年)を中心に、絵コンテ・レイアウト・原画・美術ボードなどの制作資料を過去最大規模で展示。細田監督の原点ともいえる作品群を新たな視点から発見し、あの夏の感動をもう一度体験できる。アニメーションや実写映画、絵画からの影響を映像演出に大胆に取り込みながらエンターテインメント性の高い作品を生み出し続ける細田監督の類いまれな映像世界の秘密や、昨秋に劇場公開された最新作『果てしなきスカーレット』での野心的な試みへと続くテーマ性や作家としての普遍性に迫る。
東京会場の「CREATIVE MUSEUM TOKYO」では、6月20日(土)~8月31日(月)に開催。その後、グランフロント大阪北館ナレッジキャピタル イベントラボで10月28日(水)~2027年1月4日(月)に、福岡市美術館で1月22日(金)~3月28日(日)に開催される。チケット料金(税込み)は、一般・大学生2500円、高校生1500円、小・中学生1000円。











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