大谷翔平、100歳の長崎被爆者と対面。原爆を生き抜いた女性が語った「日本の誇り」

大谷翔平、100歳の長崎被爆者と対面。原爆を生き抜いた女性が...の画像はこちら >>



ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が4月19日(現地時間)、試合前のクアーズフィールドで感動的な場面を生み出した。投球練習を終えてダグアウトへ戻る途中、車椅子に座る女性の存在に気づき立ち止まった大谷は、その女性にサインボールを手渡し、写真撮影に応じた。相手は長崎原爆の生存者・中本ケリー桃代さん(100歳)であり、この出来事はこの出来事は80年の時を超えた感動の瞬間として各メディアが大きく報じた。



100歳の節目に夢が叶った



『MLB.com』や米メディア『Yahoo Sports』の報道によると、ケリーさんはソルトレイクシティ在住の日本人移民で、1945年8月9日の長崎への原爆投下を19歳で経験したのち、米軍基地で出会った夫とともに1950年代初頭に渡米した。熱烈なドジャースファンである彼女は、孫のパトリック・ファウストさんに連れられてコロラド州フォートコリンズから球場へ駆けつけた。ファウストさんはMLB.comに対し、「100歳という数字はとても大きい。そして原爆投下時に生きていた人は今や少ない。だから特別なことをしたかった」と語った。ケリーさんは大谷について「日本の誇りです。毎日ドジャースの試合を観ています」と話した。



ロバーツ監督、選手たちも感銘を受ける



ケリーさんはこの日、大谷だけでなくドジャースの佐々木朗希や対戦相手のロッキーズに所属する菅野智之とも対面を果たし、「山本(由伸)投手、佐々木投手、菅野投手が好きな選手です」と笑顔を見せた。沖縄出身でもあるドジャースのデーブ・ロバーツ監督も「彼女が19歳のときに長崎に原爆が落ちた。奇跡的に生き延び、その物語を語れることは本当に光栄なことだ」と語った。日系アメリカ人のMLB実況アナウンサー、スティーブン・ネルソン氏も「こういう機会はめったにない。彼女が経験したことを、私たちには想像すらできない」と深く感銘を受けた様子を見せた。



編集部おすすめ