なぜ"象"なのか?アスレチックスのホームランセレブレーションに隠された120年前の皮肉

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アスレチックスは4月11日(日本時間12日)のニューヨーク・メッツとの1戦で外野手タイラー・ソダーストロムがホームランを放ち、新しいセレブレーションを披露。米メディア『MLB.com』も新たなセレブレーションに注目し、アスレチックスと象の関係を紹介した。



クラブハウスで数日眠っていた"象チェーン"、なぜ対vs千賀で初登場?



『MLB.com』によると、象の顔の形をした大きな金色のチェーンは投手のルイス・セベリーノが用意したもので、ロッカールームに数日前から置かれていたという。チームはそれから4試合ホームランから遠ざかっていたが、メッツの本拠地シティフィールドで行われた試合で、ソダーストロムが千賀滉大からホームランを放ち、新たなセレブレーションが行われた。ソダーストロムはセレブレーションについて、「楽しいよ」と述べ、「長いシーズンだから、試合を楽しむために何かを行うというのは、自分たちにとって良いことだ」と語った。



それ以外にも、リアルな象の顔をしたマスクも使われていたが、これもアスレチックスの大きな陽気な象のマスコット、ストンパーをモチーフにしていた。緑の目を持っていて怖いという意見もあるが、同記者によると、クラブハウス内では満場一致の人気だという。



「無用の長物」と言い放った殿堂入り監督が知らなかった結末



同メディアによると、象の起源は1902年に遡る。当時のボルチモア・オリオールズ監督のジョン・マグローが辞任会見で、記者にアスレチックスについて話したことがきっかけであった。マグロー氏はアスレチックスが殿堂入り選手のルーブ・ワデルやトプシー・ハッセルを獲得した話題に触れ、彼らは「white elephant」(無用の長物)を手にしたと発言。それを聞いた当時のアスレチックスオーナーのコニー・マック氏が、面白がって白色の象を非公式マスコットとして作ったのが始まりであった。

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