埼玉西武ライオンズ所属の選手に、こだわりアイテムを聞く短期連載。今回からはファッション編として、選手達が日頃愛用している洋服や靴、バッグなどを紹介していく。
一軍デビューの昨季でつかんだ手応えが今季序盤に生きる
「投げている球種は昨季と変わりないのですが、今季は周りがしっかりと見え、落ち着いて試合に入れている感覚はあります」
プロ4年目の昨季、初の開幕一軍入りを果たし、一軍デビュー。しかし登板は8試合に終わり、存在感をアピールできなかった。それでも、この経験が成長への糧になったと本人は語る。
「ファームの試合と、一軍の試合での登板時は雰囲気も含めて全く違うことが肌で実感できたのは大きかったです。その感覚をもって、オフの秋季キャンプや自主トレ、そして今季の春季キャンプでは、いかに質のいいボールを投げて打者を抑えるかというイメージを持ちながら練習に取り組めました。つねに、打者の打ちにくいストレートはどういうものなのか、空振りを取りやすい変化球はどんな質なのかといったところに重点をおいて取り組んだことが、これまで無失点を継続できている要因のひとつだと思います」
昨季は8試合で防御率5.68と数字だけ見れば悔しい内容だが、すべてが通用しなったというわけではない。中でもストレートでカウントを奪うことができれば、変化球でも空振りが取れることを実感できたのは大きかったという。
「しっかりとストレートを投げきれば空振りも取れ、いいカウントをつくることができるというのがわかったのは大きかったです。でも、少しでも甘く入ると、長打を打たれてしまったので、継続して質のいいストレートを投げることが、一軍で活躍するために最低限必要になってくるので、今後も突き詰めていきたいと思います」
遠征時に買い物で初めて知り、お気に入りに!
プロ5年目で飛躍の兆しを見せる黒田のお気に入りファッションブランドは、「G-STAR RAW」。1989年にデニムブランドとして誕生し、世界初となる立体裁断を取り入れた独自性あるデザインで人気を博している。現在はデニムにとどまらず高品質のアイテムを展開している。
それまではファストファッション系の洋服が多かったが、「ある程度お金をかけて買ってもいいと思えるデザインなので、今は6着ほどですが、今後はラインアップが徐々に増えていくと思います」とも話す。
袖のファスナーなど、細かなデザインがお気に入りだという
マウンドに上がる際の登場曲は、子どもの頃に見ていたという「ウルトラマン メビウス」のテーマ。自宅にはフィギュアや関連グッズも多く揃っているという。これについては「変な収集癖があるのかもしれませんね」と笑顔で答えてくれた。
今季はリリーバーの中核を担う存在とし期待が高まっている黒田。本人も「与えられたポジションでしっかりと結果を出して、チームに貢献すること。それを第一に、自分のピッチングを信じて、今シーズンを戦っていければと思います」と、意気込みを語ってくれた。
取材・構成:松野友克(Baseball Times編集部)
画像提供:埼玉西武ライオンズ、共同通信社

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