◆サッカーW杯北中米大会 壮行試合 日本―アイスランド(31日、MUFG国立)
北中米W杯(6月11日開幕)に臨む日本代表は、開幕前の国内最後の一戦となる壮行試合でアイスランド代表と対戦した。
左足首の負傷から3か月半ぶりに復帰した主将MF遠藤航(リバプール)はボランチで先発出場し、45分間プレーした。
MF田中碧とのダブルボランチで先発。昨年11月の親善試合・ボリビア戦(国立)以来のピッチへ。前半14分に退いたDF吉田麻也から受け取ったキャプテンマークを巻いた。
0―0の前半33分、遠藤がタッチライン際で相手MFに負傷箇所の左足首を踏まれ、倒れ込みながら痛がった。それでも、すぐに立ち上がり、プレーに戻った。相手クリアボールの回収などそつないプレーを見せたが、前半終了後に途中交代した。
遠藤は2月11日のサンダーランド戦で左足首の重傷を負って手術を受けた。患部を人工じん帯で補強する手術を選択。約3か月に及んだリハビリの最終プログラムが終了したのが、代表メンバー発表当日の今月15日。「仮に(メンバーに)入らなかったとしても仕方ない」。平常心の中で吉報が届いた。
W杯前最後の親善試合に間に合った。
目標を「世界一」と言い続けてきた主将は常に日本代表のことを最優先に考えてきた。23年6月に森保ジャパンの主将に就任すると、年齢に関係なく、「どうやったらW杯で優勝できるか考えて行動してほしい」と明確に伝えた。離脱中も3月の英国遠征は現地で仲間の勝利を見届けた。
アイスランド戦へ「W杯前最後の親善試合なので、チームとしては勝利を目指すことが大前提になる。90分間しっかりプレッシャーをかけた中、自分たちがどれだけインテンシティー(強度)高く続けられるかがチームにとって大事」とチームリーダーとして見据えた。
一方、ボランチの一角として競争も当然ある。この日は主力の鎌田大地が不在で、本職のボランチは復帰初戦となる自身に加え、田中と佐野海舟のみ。主将として仲間を鼓舞することに加え、森保一監督が期待するプレー強度に戻っているのかアピールが求められた中、頼もしい存在が戻ってきた。

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