◆ラグビー・NTTリーグワン▽プレーオフトーナメント準決勝 東京ベイ26―24埼玉(31日、秩父宮ラグビー場)

 準決勝第2試合は、東京ベイが埼玉に26―24で勝ち、2季連続となる決勝進出。3季ぶり優勝に王手をかけた。

途中出場したプロップのオペティ・ヘルは「よかった。両チームにとって、いい試合だったと思う」と振り返った。

 準々決勝のBL東京戦(24日、26〇3)は、欠場していたヘル。姉のロウエナさんが亡くなり、母国トンガに帰国していた。日本へ帰ってきたのは27日だったという。この日は、手首にロウエナさんの名前を書いてプレー。ヘルは「(ロウエナさんを)身近に感じられることは、いつも大きな力になるので。これからも、この気持ちを大事にしていきたい」と思いを込めた。

 試合後のミックスゾーンには、ロウエナさんが笑顔で映る缶バッジを「どこにいても、一緒」と胸につけて現れた。「ここにいて、自分を応援してくれていたら」と率直な思いを吐露しつつ「彼女が、僕や家族に与えてくれた影響に感謝しています。彼女のことを、忘れずに心の中で一緒にいたい」とヘル。悲しみの中の試合週でもあったが、チームメートが支えてくれたという。

「チームのみんなが、自分や家族のことを気にかけてくれた。試合に向けた準備も、みんなのおかげで上手くいった。チームメートの支えがあったので、乗り越えられた」と感謝した。

 2季連続で決勝に進んだ東京ベイ。3季ぶりの優勝で、母国の家族に吉報を届ける。ヘルは「チームのプランを、しっかりと実行したい。大事な試合は、基本的なことをしっかりとやるチームが勝つと思うので。来週は、いい試合になると思う」と、今季ラストマッチを見据えた。

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