「10分間泣き続けた」国内屈指のDFだった元ドイツ代表、30歳で現役引退…膝の負傷が限界に

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かつてバイエルン・ミュンヘンで3冠達成に貢献したドイツ代表DFニクラス・ズーレが、30歳という若さで現役引退を発表した。



『The SUN』などによれば、現在ボルシア・ドルトムントに所属するニクラス・ジューレは、今季限りで満了となる契約を更新せず、そのままスパイクを脱ぐことを認めたとのこと。

かつてバイエルンの主力として黄金期を支えたセンターバックは、ポッドキャスト番組『Spielmacher』に出演した際、その感情的な決断の背景を告白した。



それによれば、ジューレを引退へと突き動かしたのは、今年4月のホッフェンハイム戦で負った膝の負傷だったという。これまでのキャリアでも数多くの怪我に泣かされてきた彼は、診断を待つ間に最悪の事態を覚悟したという。



過去に2度も前十字靭帯の断裂を経験しているジューレは、今回が3度目になるのではないかという恐怖に襲われ、「10分間も泣き崩れてしまった」と当時の心境を明かしている。この負傷の前から引退の二文字が頭をよぎっていたようだが、今回の出来事が決定打となったそう。



これまでのキャリアで、ジューレはフィットネスの問題に何度も苦しめられてきた。しかし、その一方でドイツサッカーのトップレベルで輝かしい実績を積み上げてきた。ホッフェンハイムで台頭し、バイエルン、そしてドルトムントで活躍。



ドイツ代表としても49キャップを刻み、ブンデスリーガでは通算300試合近くに出場。バイエルン時代には5度のリーグ制覇を成し遂げ、2020年には歴史的なトレブル(3冠)の一員として同国の頂点に立った。10代でデビューして以来、間違いなくドイツ屈指のDFとして君臨し続けてきた選手である。



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ドルトムントを率いるニコ・コヴァチ監督によれば、金曜日に行われるアイントラハト・フランクフルト戦に出場できるかは直前の判断になるという。

もしピッチに立つことができれば、キャリア通算300試合目という節目の数字を達成し、ファンに別れを告げることになる。



筆者:石井彰(編集部)

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