◆JERAセ・リーグ 中日9―2巨人(8日・バンテリンドーム)

 巨人が中日に大敗し2連敗。最近10試合は3勝7敗と失速し、貯金は4月13日以来のゼロとなった。

先発のウィットリー投手が自身のエラーなどミスで自滅し、来日最短の5回途中5失点KO(自責3)。打席でも2度の送りバントを決められず、リズムに乗れなかった。打線も初回先頭から6者連続三振。6回にダルベック内野手がチーム28イニングぶりとなるタイムリーを放ったが、中日・柳投手を攻略できなかった。ただ、吉川尚輝内野手が17打席ぶりのヒットを含む4安打をマークしたことが収穫だった。

 ウィットリーは初回、2三振を含む3者凡退。直近の2試合は7&6回を無失点に抑えるなど安定した投球を続けており、この日も上々の立ち上がりを見せたが、2回に暗転した。先頭の4番・細川に四球を与えると、続くボスラーに対しても制球が定まらず、カウント3-1からストライクを取りに行ったボールを完璧にとらえられた。自身5試合目で4被弾となる先制2ランを浴びた。

 巨人は直後の3回表、中山が四球を選んで初めて走者を出すと、続く吉川が17打席ぶりの安打を中前へ運んで無死一、二塁。だが、ここでウィットリーが送りバントを失敗し、後続も倒れて無得点。助っ人右腕は5回1死一塁でも、スリーバント失敗となり、反撃ムードがしぼんだ。

 その裏。ウィットリーは1死から内野安打を許すと、続く柳の送りバントを自ら処理したが、一塁へ痛恨の悪送球。1死一、三塁とピンチを広げた。ここでカリステの痛烈なピッチャー返しが左ひざ裏に直撃。激痛に思わずマウンドで跳びはねる間に追加点を奪われた。ベンチから慌てて内海投手コーチが駆け寄ったが、数球、投球練習で感触を確かめたあと続投。しかし、続く福永に四球、村松にタイムリーを浴びてマウンドを降りた。「調子自体悪くなかったけれど、それが良い結果に結びつかなかった」。結局、来日最短となる4回1/3で4安打5失点KO。今季2敗目となった。

 ジャイアンツ打線は6回に先頭の佐々木が左翼フェンス直撃の二塁打を放つと、1死三塁となってからダルベックが右中間へ適時二塁打。「とにかく逆転できるように」と執念でチーム28イニングぶりのタイムリーで1点を返した。

得点も19イニングぶりだった。

 7回は吉川が3打席連続安打を放つと、2死後に佐々木が2打席連続二塁打となるタイムリーを放ち、2点目を奪った。しかし、7回裏には3番手の石川が4番・細川に3ランを被弾するなど、一挙に4点を失い万事休す。連敗で最近10試合は3勝7敗に。最大で4あった貯金を使い果たし、阪神に大勝したDeNAと同じ勝率5割となった。

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