台湾メディアの民視新聞網によると、台北市の蒋万安市長は5日、「祈福卡」に書いた漢字の誤りを指摘されたことについて、「家に帰ったら罰としての書き取りをちゃんとやります」と自嘲気味にコメントした。

蒋市長は3日、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所の片山和之代表夫妻らと台北ランタンフェスティバルの会場を訪れた際、日本の絵馬のように願い事などを書いて指定の場所に架ける祈福卡に「風調雨順 合境平安 蛇麼都好 台日友好」と書いたつもりだったが、「蛇」という字のつくりが「宅」になっていたとネット上で指摘されていた。

蒋市長は、自身が書いた祈福卡と片山氏が書いた祈福卡の写真などを、フェイスブックやX(旧ツイッター)に投稿していた。

ある市議からは「日本との交流では謹厳な態度で敬意を示すべきであり、首都の市長として失礼のないようにしなければならない」との声も挙がっていた。(翻訳・編集/柳川)

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