鳩山由紀夫元首相がこのほど、中国英字紙チャイナデイリー(中国日報)のインタビューに応じ、「台湾問題は中国の内政」との考えを示した。
チャイナデイリーは29日、中国のSNS・微博(ウェイボー)に鳩山氏のインタビュー動画を掲載。
また、台湾問題について、「『台湾は中華人民共和国の不可分の領土の一部である』ということを中国政府が主張していることに対して、(日本政府の立場として)『理解し、尊重する』ということを申し上げているわけだから、これに従って行動する、台湾問題に対しても中国の内政問題であるという扱いを、私たちがするべきだと信じている」と述べた。
そして、「日本と中国の間で結ばれたいくつかの文書というものをきちっと守ることによって、日中関係はどんどんと改善していくと期待しているし、そうしなければならないと思っている」と改めて強調した。(翻訳・編集/北田)