中国東部の上海市、南西部の重慶市と四川省成都市を結ぶ「滬渝蓉沿江高速鉄道」の蔡家溝大橋を支える橋脚の杭基礎の打ち込み作業が21日に始まりました。
同大橋は重慶市涪陵区に位置し、全長約2006メートルで、344本の杭基礎で支える予定です。
同大橋が位置する中国中部の湖北省宜昌市から重慶市涪陵区までを結ぶ高速鉄道は、中国の「南北8本+東西8本」高速鉄道網の長江に沿った路線の重要な部分を構成し、新設される本線の全長は約471キロに達します。同大橋が完成し、列車の運行が開始されると、四川-重慶地区と中国中部地域を結ぶ時速350キロの高速鉄道の新路線となり、沿線住民の移動の利便性を高め、長江経済ベルトの発展を推進することが期待されています。(提供/CRI)