イタリアで開催中の児童書専門国際見本市、ボローニャ国際児童図書展で北京時間4月13日夜、2026年「国際アンデルセン賞」の受賞者が発表され、中国の絵本作家でイラストレーターの蔡皋氏が画家賞を受賞しました。中国人のイラストレーターが同賞を受賞するのは今回が初めてです。
蔡氏は1946年、中国湖南省長沙市で生まれました。1993年に作品『宝児(原題:荒原狐精)』で、世界最大級の児童書イラスト国際コンペティション、ブラチスラバ世界絵本原画展(BIB)で「金のリンゴ賞」を受賞し、中国人絵本作家として初めて国際的な注目を集めました。その後『出生的故事』『火城1938』『学其短画本』など数十冊の名作絵本を相次いで世に送り出しています。
蔡氏の芸術創作は多様性と融合力に富み、作品は水墨画の技法を取り入れた奥ゆかしい「東洋の美」が特徴です。中国の伝統文化や民話に根ざした美学を取り入れ、子どもらの心に寄り添う温かい視点で描かれる物語は、国境を越えて多くの人を魅了し続けてきました。
「小さなノーベル賞」と称されている国際アンデルセン賞は、1956年に国際児童図書評議会により創設され、童話作家アンデルセンの名を冠した世界で最も権威ある児童文学賞です。2年に1度選考会が開かれ、作家賞と画家賞が授与されます。(提供/CGTN Japanese)











