中国メディアの参考消息は19日、中国の自動車ブランドが南アフリカで「猛烈に台頭」しているとする記事を掲載した。

記事がロイター通信の報道として伝えたところによると、2025年の南アフリカの乗用車市場における中国メーカーのシェアは16.8%と前年の11.2%から大きく伸びたことが、南アフリカ自動車工業会(NAAMSA)が15日発表した年次報告書で分かった。

競争力のある価格設定や先進技術を搭載したスポーツタイプ多目的車(SUV)、長期保証が競争環境を再構築した。

報告書によると、南アフリカの新車市場は、購入価格への圧力や消費者の期待の変化、激化する世界的な競争を特徴とする再調整期に入った。25年の小型車市場における最も劇的な変化は、輸入中国ブランドの「猛烈な台頭」で、先進技術や競争力のある価格、長期保証によって主流になりつつある。

これは短期的な急増ではなく、構造的な調整だ。市場は何十年にもわたってブランドの格式や威信によって形成されてきたが、現在はブランドへのこだわりが薄れ、価格重視の消費者の選択と家計の引き締まりによって再定義されている。25年の新車市場では比亜迪(BYD)や奇瑞汽車(Chery)、長城汽車(GWM)など15の中国ブランドが事業を展開した。24年の8ブランドから増加し、26年はより一層の参入が見込まれている。

新規参入企業からの圧力にもかかわらず、市場の一部ではブランドへの忠誠心が残っている。トヨタの市場シェアは24.8%に達して市場全体におけるリーダーの地位を維持し、スズキがそれに続いた。

報告書によると、自動車輸出は依然として業界の柱だが、25年の米国向け輸出額が26%減少して米国・メキシコ・カナダ地域への輸出が26.1%落ち込む要因となった。

インドが引き続き輸入小型車総数の56.2%を占めて最大の供給国となり、中国はシェアを23.3%に伸ばした。(翻訳・編集/柳川)

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