紹介されたのは、中国でも「養楽多」として広く知られている乳酸菌飲料のヤクルトだ。
また、ヤクルトは激しい競争の中で家庭を単位とする市場の潜在力を重視しており、トレーニングをした専門の「ヤクルトレディ」が商品を直接家庭に届ける販売スタイルを採用していると紹介。このスタイルは日本のみならず、ブラジルや東南アジアでも成功しており、今後中国においても有望な販路の1つになる可能性があるとした。そして、会社は「ヤクルトレディ」に対して「あなた方の仕事は単に清涼飲料を売ることではなく、健康の理念を得ることである。われわれが従事しているのは健康産業であり、ヤクルトを売ることは健康を売ることである」と指導すると説明。これがヤクルトの経営戦略の原点であると伝えた。
記事は「日本では雪印ほど強い技術リソースを持っておらず、韓国では南陽乳業ほど強い力がなく、台湾では味全ほどの強い資金リソースがなく、中国大陸では蒙牛や伊利のような草原文化を持っていない。それなのにヤクルトが各地で成功しているのには道理がある。
ヤクルトにとって来年は何かと節目の年のようだ。「ヤクルト」の商標登録80周年、「ヤクルトレディー」による販売開始55周年、現行のプラスチック容器導入50周年、「ミルミル」発売40周年をそれぞれ迎える。とくに容器と「ヤクルトレディー」には、その歴史の長さに驚きを禁じ得ない。そしてまた、2020年にはヤクルト球団創設50周年を迎える。これも、ヤクルトの安定した経営を裏付けるものと言えそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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