記事が紹介したのは、日本を代表するシンガー・ソング・ライターの中島みゆきだ。記事は「1952年北海道生まれの中島みゆきは75年にデビューし、80年代に絶大な人気を集めた。中華圏で彼女自体を知っている人は決して多くないだろうが、彼女の作品をアレンジした中国語曲を聞いたことがないという人は少ないはずだ」としている。
そして、巷間の統計では中島みゆきの作品約70曲が、100あまりの中国語曲としてカバーされ、香港や台湾の歌手によって歌われてきたと伝えた。その一例として、香港のポーラ・チョイが歌った「人生満希望」(雨が空を捨てる日は)、テレサ・テンの「漫歩人生路」(ひとり上手)、リッチー・レンの「傷心太平洋」(幸せ)などが現在でも人口に膾炙していると紹介した。
このほか「ルージュ」、「銀の龍の背に乗って」、「悪女」、「浅い眠り」、「アザミ嬢のララバイ」、「春なのに」、「糸」、「時代」、「かもめはかもめ」、「空と君のあいだに」、「旅人のうた」などの曲と、中国語版のカバー歌手、タイトルを紹介している。
中国のネットユーザーからは「日本の流行音楽の母。まさにアーティスト中のアーティストだ」、「彼女は日本人だけれど、その才能は確かには五体投地したくなるほどだ」などの声が寄せられており、カバー曲だけではなく本人に対する認知度や評価も中国国内では高いことが伺える。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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