記事は、29歳の張選手が5日に引退を表明し、理由について「本当に跳べなくなった」と説明したと紹介する一方で、ネット上では3月に実施された基礎体力テストで基準を満たさなかったことが引退の大きな要因になったとの見方が拡散していると伝えた。
そして、国の代表選手として国際大会に出場するためには、すべてのアスリートに対して実施される基礎体力テストに合格する必要があるが、残念ながら張選手はこのテストで基準を満たすことができず、東京五輪への道が閉ざされていたとしている。
そのうえで、張選手は現役生活で五輪に2度、世界陸上に4度出場し、北京世界陸上と仁川アジア大会でそれぞれ銀メダルを獲得したほか、2メートル30を中国選手では史上最多の26回成功させるといった記録を残したとし、「走り高跳び選手としてのキャリアは成功したと言えるだろう」と評した。
記事は、張選手が明るい性格で、試技前後には太極拳のポーズをとるなどのパフォーマンスをしばしば披露して観客を楽しませるサービス精神を持っていたと紹介。このため張選手を知る日本の陸上ファンからも引退を惜しむ声が出ていると伝えた。
さらに、以前テレビのバラエティ番組に出演して注目を集めたほか、近ごろ動画配信を積極的に行っており、非常に多くのファンを獲得していることを紹介したうえで「走り高跳びの世界からはスッパリ足を洗い、第2の人生の成功を追い求めていくようだ」としている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
感染者急増の東京、それでも通勤時間帯の電車は混雑 なぜなら・・・=台湾メディア
香港の著名歌手、11年前に共演した日本人モデルに「謝りたい」=中国メディア
中国人が最初「どうして日本人はこんなものが食べられるのか」と思うが、食べてみるとおいしい物=中国メディア
どうして日本人はフォルクスワーゲンをあまり好まないのか=中国メディア
日本で「中国式配車アプリ」が普及しない理由について、われわれは深く考えるべき=中国メディア