広大な国土を持つ中国。熱帯から寒帯まで様々な気候が国内に存在し、各地で気候に応じたさまざまな農作物や果物が栽培されている。
南国ならではのフルーツも豊富にあり、しかも日本と比べて安価で購入することができる。

 一方、日本を訪れた中国人は、日本のスーパーで販売されている果物の「種類」が少ないことに驚くという。中国メディアの百家号は25日、中国のスーパーの売り場に常に並んでいる果物でも、日本では全く見かけないものがあると伝える記事を掲載した。

 記事はまず、日本のスーパーでほとんど売られていない果物として、「レンブ」、「グアバ」、「リュウガン」を挙げた。確かにこれらの果物は日本の一般的なスーパーでは、ほぼ見かけることはないと言える。レンブはシャリシャリとした食感の梨に似た味のする台湾原産の果物でそこまで甘くはない。

 さらに記事は「マンゴー」や「メロン」についても日本と中国では「大きな違いがある」と伝えている。もちろん日本でも販売されているが、日本では一般的に高級品とみなされていて、価格も確かに高価であるのに対し、中国では安価で購入できる大衆向けの果物だという違いがある。

 中国で栽培されている果物は種類が非常に豊富なうえ、値段は非常に安く、人びとにとって果物はとても身近な存在だ。また近年は糖度が高い果物が多くなってきているが、消費者の間では注射針で「砂糖水を注入するなどして糖度を高めているのではないか」と訝る声も多いようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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