なぜ「東京はアジア一の大都市」なのだろうか。記事は、日本は軍事、科学技術、工業で世界トップレベルの国であり、国内総生産(GDP)もアジアで2番目に大きい国だと紹介。その国の実質的な首都である東京が「アジア一」なのは当然だと論じた。
また、東京は日本の経済の中心地であると紹介。都市圏別経済規模ランキングでは、東京都市圏は1兆6170ドル(約170兆円)と、ニューヨーク都市圏の1兆4030億ドル(約148兆円)を上回り、アジア一であるばかりか世界一にもなっている。また、東京は世界有数の金融の中心地であるとも指摘した。
ちなみに、アジア5大都市で残る4都市は、ソウル、上海、北京、香港だそうだ。記事では、中国から3都市も入ったとしてアジアにおける中国の重要性を強調している。なお、ソウルは世界の都市圏別経済規模ランキングで4位だった。
東京の実力は中国にも認められているようだが、近年は衰えも見えてきているといえるだろう。一方、中国の大都市の発展は目覚ましく、先進国に負けない実力を持つようになってきた。今年9月に発表された「世界金融センター指数」でも、上海が東京を追い抜き3位になったばかりだ。
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