また、神戸南や野田阪神などイオンスタイル5店舗では、子どもたちの関心を高めようと周辺の幼稚園と保育園に、野菜カレーとミニハンバーグのレシピを載せたぬりえブックを配った。近畿では野菜摂取量が全国平均を下回る府県が多く、その拡大が課題となっている。
こうした中、11日にはイオンスタイル京都桂川(京都市)で、京都府や京都市と店頭イベントを行った。特設コーナーでは「鶏肉とカラフル野菜の中華煮風」など、大黒本しめじや九条ねぎといった京野菜を使って調理した料理8品を食材や調味料とともに展示。明治安田生命による「べジチェック」測定会も行われ、買物客の関心を集めていた。
味の素大阪支社では「素材、商品、メニューをセットで提案することで、手に取ってもらいやすくなる。ASV(味の素グループシェアドバリュ)が根付いてきたのを実感している」と説明する。
イオンリテールは「レシピ訴求やべジチェックにより“見える化”しているので、野菜摂取の大切さを感じてもらいやすい」、京都市健康長寿企画課は「健康増進の取り組みに関わる事業者が広がっている。さらに地産地消を訴求することで、地元野菜の啓発にもつながる」とそれぞれ期待を示した。
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