カゴメ「野菜生活ファーム」 進化する「農と食のテーマパーク」 五感で体験するプログラムを新設
旬野菜を収穫しながら野菜の特徴を学ぶ
 カゴメが運営する野菜のテーマパーク「カゴメ野菜生活ファーム富士見」(長野県富士見町)は、今春より新コンセプトとして“野菜と生きる一日を体験する「農と食のテーマパーク」”を掲げ、一部施設をリニューアルするなど夏季シーズンに向けて万全な受入れ体制を整えている。同社グループは今春、未来に向けた新たな「ミッション・ビジョン・バリューズ」を策定。
施設はこれらが体感できる重要な拠点となっている。

 耕作放棄地を再開発して遊休地を活用し、2019年に八ヶ岳に囲まれた富士見町に開業しした「野菜生活ファーム富士見」。紙パック飲料を製造する「カゴメ富士見工場」を中心に、生鮮トマトを生産する「八ケ岳みらい菜園」とレストラン・ショップの「ファームハウス」の3つ施設で構成。昨年は地元住民や社員、研修生など約4万人が来場。来場者が“野菜とともに生きる”ことを実感し、自然や人とのつながりを再発見し、体験できる場として人気を博した。

 「野菜生活ファームは、野菜を育てる・食べる・分かち合う営みの中に、人と自然が寄り添いながら生きる喜びを感じられる場所を目指しており、ファン創出と地域社会への貢献をミッションに掲げている」と川口詞正社長。ファンづくりのためのPR拠点としての位置づけと共に、行政や学校、団体、福祉施設等と連携した地域との共生による2つの役割を担っている。来場者も地域・地元住民のほか社員、得意先、新入社員研修、農業研修関係者などを受け入れ、地域貢献活動として地元高校生による野菜販売やシニア・福祉施設の収穫体験、小学生を対象とした食育活動、ヒマワリ油販売なども実施。工場で排出されるCO2は温室で再利用され、「八ケ岳みらい菜園」で収穫した野菜はレストランメニューに採用するなど、3拠点が隣接することでそれぞれのメリットを保っている。

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旬野菜を収穫しながら野菜の特徴を学ぶ

 同社は5月23日から土・日・祝日限定の新プログラム「“アリス”とめぐる畑のひみつツアー」を開始した。これはオリジナルストーリー「不思議の畑のアリス」のキャラクターである“アリス”と、その仲間達をガイド役に、「見る」「触って」「感じて」「味わう」体験型のコンテンツを用意。「畑」から「暮らし」までのつながりを五感で体験するプログラムになっている。


カゴメ「野菜生活ファーム」 進化する「農と食のテーマパーク」 五感で体験するプログラムを新設
畝作りに挑戦する「うねうねチャレンジ」
畝作りに挑戦する「うねうねチャレンジ」

 「オープニング」では、冒険についてのムービーを視聴。「タネのふぎ」では、ボックスに入った野菜の種の模型をさわり、芽→花→実へ育つまでの絵合わせゲームに挑戦。「うねうねチャレンジ」では、種が目を覚ますのに必要な「ふかふかの土」を作るため、畝(うね)作りに挑戦。「収穫体験」では、その時期に旬を迎える野菜を収穫しながら野菜の特徴や生育を学ぶ。「ブレンド体験」では、カゴメの「野菜生活100」をヒントに、自分好みのオリジナルジュース作に挑戦。オリジナルパッケージづくりでは、自分で描いたシールを貼った「野菜生活100オリジナル」を持ち帰ることができる。要時間約90分、料金1名3,000 (税込)、年齢制限4歳以上、定員は1便につき12名 。

カゴメ「野菜生活ファーム」 進化する「農と食のテーマパーク」 五感で体験するプログラムを新設
自分好みのオリジナルジュース作りに挑戦する「ブレンド体験」
自分好みのオリジナルジュース作りに挑戦する「ブレンド体験」

https://www.kagome.co.jp/ftl/aliceinwf/Alice_002.html

 なお「野菜生活ファーム」は昨年、環境省、農水省、国交省から生物多様性の保全に向けて、農地生態系における動植物の保全・復元活動や、環境教育の機会提供などが評価され、「自然共生サイト」として認定された。

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