漬物の素は、浅漬けの素、ぬか漬けの素がそれぞれ数字を伸ばしたことに加え、漬け床カテゴリーが高伸。こうじ製品では家庭用の甘酒や乾燥米麹が堅調。業務用では化粧品原料が好調だった。
漬物の素は、25年秋の価格改定がしっかり進められたことや主軸商品が堅調だったことから安定した動き。25年5月に宏昌食糧研究所から譲り受けた漬物の素事業の寄与も大きかった。
浅漬けの素は、前々期に苦戦した反動増や、「塩こんきゅうりの素」をはじめ人気定番アイテムの回転が良かったことなどから前年実績を上回った。売れ筋や戦略商品への集中を進めたことで、店頭配荷の拡大や単価上昇、利益率改善などにもつなげている。
「野菜相場は、一昨年比では下がったものの、例年に比べると決して安くはなかった。(それでも数字を伸ばしたのは)消費者の価格に対する受け止めがだいぶ変わってきたのかなという印象だ。また、気候変動の影響からか、野菜の旬や季節性がずれ込んできている。営業担当には前年ベースで考えず、売場の動きをはじめ、あらゆる状況を見て予測を立てるよう伝えている」(里村俊介社長)。
ぬか漬けの素は、NB主力商品やPB受託が好調に推移したことなどから、売上昨対二ケタ増。
「ラップdeカンタン ぬかチューブ」はやや苦戦しているが、25年12月にNHKの朝の番組で紹介され話題となった。
漬け床の売上はほぼ倍増。宏昌ブランド商品が新たにラインアップに加わり、粕漬や既存商品も数字を伸ばした。
一方、こうじ製品は、家庭用甘酒、その他こうじ製品、業務用がいずれも二ケタ増と好調に推移。
甘酒は、主力商品の「お米と米麹でつくったあまざけ」1ℓサイズが牽引。その他こうじ製品では、「乾燥米こうじ(300g)」が24年春のリニューアル以降、継続して好調。前期も二ケタの伸びを示した。
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