18日にコパ・デル・レイ(国王杯)決勝戦を控えるアトレティコ・マドリードの選手たちが、シーズン終了後の退団を発表しているFWアントワーヌ・グリーズマンについて語った。

 アトレティコ・マドリードでのラストイヤーとなるグリーズマンにとって、「ロヒブランコスでのキャリアをタイトルで締めくくりたいという夢」を叶えられるチャンスは、事実上、残り2回となった。
そして18日、タイトルに最も近づいている国王杯の決勝戦が控えており、奇しくも、対戦相手はプロキャリアを始めたレアル・ソシエダだ。まるで、“リトルプリンス”のために用意されたかのようなファイナルは、セビリアの『ラ・カルトゥーハ』で火蓋が切られる。

 そんななか16日、バルセロナとの死闘を制したアトレティコ・マドリードは国王杯に向けたトレーニングに励むと、終了後には選手がメディア対応を実施。昨夏に加入したMFジョニー・カルドーソは、「彼は僕を大いに驚かせてくれた。彼が何をできるのか、チームに何をもたらすのかは、もうすでに知っている」とグリーズマンの貢献度の高さを口にした。

 また、同じくアトレティコ・マドリードで1年目の日々を過ごしているMFアレックス・バエナは、グリーズマンとの秘話を明かす。「彼と出会ったのは入団初日だった」と回顧した24歳は、「コケも含めて一緒に練習したんだけど、それ以来、彼はとても暖かく迎え入れてくれた。何かあればいつでも連絡できるように、と電話番号を教えてくれたんだ。素晴らしい選手であるだけでなく、人間としても素晴らしい人だよ。チームメイトのみんなと同じように、僕にとってもかけがえのない模範となる存在」とピッチ内外でお世話になったと振り返った。

 さらに、ディエゴ・シメオネ監督の三男として、幼少期からアトレティコ・マドリードを見てきたFWジュリアーノ・シメオネも、「アントワーヌは素晴らしい選手で、アトレティコのレジェンド。彼はもう、証明すべきことは何もない。
誰もが彼の実力を知っているのだからね。信じられないほど素晴らしいトップレベルの選手で、ピッチ上の偉大なリーダーでもある。彼のチームメイトでいれることがとても嬉しい」と賛辞を送っている。

「グリーズマンのために」を合言葉に、セビリアへと出発する。シメオネ・アトレティコのアイコンたる“7”に相応しいハッピーエンドのために、より一枚岩となったロヒブランコスがレアル・ソシエダに襲いかかるだろう。
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