ラ・リーガ第33節が22日に行われ、バルセロナとセルタが対戦した。

 ラ・リーガ7連勝中で首位を快走するバルセロナは8連勝を目指してセルタとのホームゲームに臨んだ。
物議を醸す形となったアトレティコ・マドリードとのチャンピオンズリーグ(CL)敗退からのバウンスバックを図った一戦では先発1人を変更。フェルミン・ロペスに代えてパウ・クバルシを起用。エリック・ガルシアがピボーテにポジションを移した。

 バルセロナは相手キックオフでいきなりハイプレスを仕掛けると、ショートカウンターの形からボックス右で仕掛けたラミン・ヤマルが枠のわずか右に外れる際どいシュートを放つ。だが、セルタも返す刀でパブロ・ドゥランが鋭いミドルシュートでGKジョアン・ガルシアにファインセーブを強いるなど、立ち上がりからいきなりのオープンな展開となった。

 以降も行ったり来たりの展開が予想されたが、徐々にバルセロナがボールを握って押し込み、セルタが自陣で構えてカウンターを狙う構図に落ち着いていく。基本的にはホームチームペースも、16分にはボックス左に抜け出したフェラン・ジュグラが良い形で左足シュートに持ち込むなど、アウェイチームも要所で攻め返した。

 少し攻めあぐね始めたバルセロナにアクシデント発生。20分過ぎにジョアン・カンセロが右ヒザを痛めてしまい、アレハンドロ・バルデの投入を余儀なくされた。そんななか、29分にはフェラン・トーレスのポストワークからペナルティアーク付近のヤマルが左足アウトにかけたシュートでゴールに迫るが、これはわずかに枠の右。

 拮抗した展開が続く中、バルセロナが個の力でゴールをこじ開ける。39分、ボックス内で緩急を付けた仕掛けを見せたヤマルが相手DFのファウルを誘ってPKを獲得。
これを自ら冷静に右下隅へ蹴り込んだが、このゴールシーンでハムストリングを痛めた背番号10は自ら交代を要求。また、同じタイミングでスタンドに急病人が出たことで試合は20分近くの中断を余儀なくされた。

 その後、ルーニー・バルジの投入とともに試合が再開となった中、残り時間ではそのバルジが強烈なミドルシュートで2点目に迫ったが、さまざまなことが起きた前半はバルセロナの1点リードで終了した。

 迎えた後半、ハンジ・フリック監督はガビを下げてフェルミン・ロペスをハーフタイム明けに投入。序盤の55分にはフェラン・トーレスが見事なフィニッシュでゴールネットを揺らすが、これはタイトなオフサイド判定でゴールは認められず。

 立ち上がり以降はセルタが選手交代で攻勢を強める中、それを撥ね返しながらカウンターシチュエーションで追加点を目指すバルセロナ。72分には最後の交代機会を使い、フェラン・トーレスとダニ・オルモに代えてフレンキー・デ・ヨング、マーカス・ラッシュフォードを投入した。

 なかなか追加点を奪えないものの、デ・ヨングの投入でうまくゲームを落ち着かせて時計を進めていく。試合終了間際には嫌な位置でFKを与えたが、マルコス・アロンソが左足で直接狙ったシュートは壁に阻まれ、試合はこのままタイムアップを迎えた。

 この結果、ホームで競り勝ったバルセロナがリーグ8連勝で2位のレアル・マドリードとの9ポイント差を維持。その一方でカンセロとヤマルの2選手の負傷は懸念材料だ。

【スコア】
バルセロナ 1-0 セルタ

【得点者】
1-0 40分 ラミン・ヤマル(PK/バルセロナ)


【ゴール動画】負傷が気がかりもラミン・ヤマルのPK弾




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