2月下旬、アメリカ合衆国とイスラエルがイランに対して大規模な軍事作戦を実施したことにより、世界情勢はかつてないほどに緊迫している。すでにW杯出場を決めていたイラン代表だが、グループステージ全3試合はアメリカ開催。W杯本大会出場は不透明な状態となっている。
開幕まで残り1カ月半を切ったなかで、同4月30日にはカナダで国際サッカー連盟(FIFA)の年次総会が開催された。211の国と地域の代表者が出席する総会だが、今回はイランのみが欠席。イラン・イスラム共和国サッカー連盟(FFIRI)のメフディ・タージ会長がカナダでテロ組織に指定されているイスラム革命防衛隊(IRGC)と関係があるとされていることがネックとなり、アメリカ合衆国・メキシコと共にW杯開催国の一角を担うカナダへの入国が叶わなかった。
FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は「もちろん、イランはアメリカ合衆国で試合を行うだろう」「我々は団結しなければならない。人々を一つにまとめなければ」と、イラン代表のW杯出場を強調した。また『スカイスポーツ』によると、インファンティーノ会長の発言を受けて、トランプ大統領は「ジャンニがそう言った? 彼はとても厄介な人物だ」「ジャンニがそう言ったのなら私は構わない」と、イラン代表のW杯出場を容認するようなコメントを残したという。
様々な思惑が絡み合っている北中米W杯は、同6月11日に開幕を迎える。

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