FC大阪と奈良クラブが5日、GK関沼海亜に関する契約内容を変更したことを発表した。

 現在20歳のGK関沼は今季奈良クラブよりFC大阪に期限付き移籍で加入し、ここまで明治安田J2・J3百年構想リーグでは出場機会はない状況となっていた。


 それでも、FC大阪が選手として登録しているゴールキーパーが複数名負傷し、5月6日に開催される明治安田J2・J3百年構想リーグWEST-A第15節の奈良クラブとFC大阪の一戦でプレーすることができるGKが2名未満となったため、FC大阪から奈良クラブへ申し出があり、両クラブ合意の上、契約内容を変更することが決まった。

 当初GK関沼は「FC大阪への期限付き移籍期間中、奈良クラブと対戦する試合に出場できない」という契約になっていたが、「公式戦において、FC大阪の出場可能なゴールキーパーが2名未満となった場合は、奈良クラブの合意のもと、両クラブの対戦の際でも関沼海亜選手をFC大阪の登録メンバーに含めることができる」ことに変更された。これに伴い、5月6日に開催される試合でもFC大阪はGK関沼をエントリーメンバーとして登録することが可能になった。

 両クラブによる“生駒山ダービー”前日に異例の契約内容変更が決まったことを受け、FC大阪の代表取締役社長を務める近藤祐輔氏はクラブ公式サイトを通じて以下のように声明を発表している。

「まずはじめに、この度の関沼選手の契約内容の変更・追記、ならびに奈良クラブ戦へのメンバー登録を可能にしていただきましたことにつきまして、奈良クラブ様に心より御礼申し上げます」

「本件の経緯についてご説明申し上げます。弊クラブでは、明治安田百年構想リーグにおいてゴールキーパーを5名登録しておりますが、既に2名が負傷しており、奈良クラブ戦に出場可能なゴールキーパーは2名という状況でした。そのような中、5月1日のトレーニングにおいて、残る2名のうち1名が新たに負傷。百年構想リーグにおける選手登録の最終期限も経過しており、2種登録選手も含め新たな選手の登録ができませんでした」

「その後、負傷した選手の状態をメディカルチームとともに慎重に確認してまいりましたが、5月6日の奈良クラブ戦への出場は困難であるとの判断に至りました。このような状況を受け、奈良クラブ様に対し、関沼選手の契約内容の変更ならびにメンバー登録についてご相談申し上げたところ、快くご同意を賜り、本日の発表に至りました」

「今回、弊クラブからのお願いにご理解とご協力を賜りました奈良クラブ様には、改めて深く感謝申し上げます。5月6日のダービーマッチが大いに盛り上がり、素晴らしい試合となりますよう、FC大阪も全力で臨んでまいります。ぜひロートフィールド奈良へご来場いただき、温かいご声援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」
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