セリエA第35節が4日に行われ、ローマとフィオレンティーナが対戦した。

 現在6位のローマは直近2勝1分けと好調を維持。
今節は先に試合を行った5位のコモ、4位のユヴェントスがいずれも勝ち点を取りこぼしたなか、逆転でのトップ4フィニッシュへ16位のフィオレンティーナをホームで迎え撃った。

 立ち上がりはフィオレンティーナの攻撃を受け止める展開となったローマ。それでも、12分にはボックス手前で仕掛けたドニエル・マレンのシュートが相手DFにディフレクトしたボールがクロスバーを叩く決定機を創出する。

 すると、このプレーで得た左CKの場面でキッカーのニコッロ・ピジッリが正確なボールを入れると、ゴール前に飛び込んだジャンルカ・マンチーニがドンピシャのヘディングで合わせ、13分の先制点とした。

 早い時間帯にスコアを動かしたホームチームは畳みかける。17分、右サイドでマティアス・スーレを起点にポケットを攻略。ボックス内でスーレ、マリオ・エルモソとパスをつなぎ最後はボックス左で受けたウェズレイが狙いすました右足ダイレクトシュートをゴール右隅に突き刺し、瞬く間にリードを2点に広げた。

 完全に主導権を掴んだホームチームは、マレンを起点に以降も鋭い仕掛けでゴールを脅かし続ける。34分には再び右サイドを崩してゴールライン際で内側に仕掛けたマヌ・コネのプルバックを神出鬼没のエルモソがゴール前で冷静に左足で合わせ、アシストに続いて流れの中でゴールまで奪ってみせた。

 DF登録3選手の鮮やかな連続ゴールによって効率よく得点を重ねたローマ。これに対して7戦無敗と好調を継続していたアウェイチームも前半終盤にはようやく反撃態勢を見せたが、再三の際どいクロスはホームチームの守備陣に撥ね返され、前半のうちに点差を縮めることはできなかった。

 迎えた後半、3枚替えを敢行したフィオレンティーナに押し込まれる入りとなったものの、カウンターからマレンのクロスバーを叩く決定的なシュートで流れを変えたローマ。


 すると58分、波状攻撃からボックス右のマレンが右足アウトにかけて上げたオシャレなクロスをファーで競り勝ったピジッリが頭で合わせ、トドメの4点目を奪取。直後の63分には負傷明けのマヌ・コネを下げてステファン・エル・シャーラウィをピッチに送り込んだ。

 その後、次々と主力を下げて試運転させたいパウロ・ディバラや若手を投入し、ゲームクローズに向かったローマはさらなる追加点こそ奪えなかったものの、4-0のまま試合を締めくくった。

 この結果、リーグ連勝のローマは5位浮上とともに3位のミランと3ポイント差、4位のユヴェントスと1ポイント差に迫っている。

【スコア】
ローマ 4-0 フィオレンティーナ

【得点者】
1-0 13分 ジャンルカ・マンチーニ(ローマ)
2-0 17分 ウェズレイ・フランカ(ローマ)
3-0 34分 マリオ・エルモソ(ローマ)
4-0 58分 ニコッロ・ピジッリ(ローマ)
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