今夏バルセロナから退団するかもしれない5名のスーパースター

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バルセロナは今夏の補強資金を確保するため、数名の選手を売却せざるを得ない状況にあると伝えられている。最悪の財政難は脱したとはいえ、依然としてラ・リーガが定める厳格な支出ルールを遵守しなければならないからだ。



今夏のバルセロナは「一人獲得するために一人放出する」という方針を採ると予想されている。クラブ幹部は新たなセンターバックとストライカーの獲得を計画しているが、そのためにはまず人員整理を完了させる必要があるとも。



今回は『FootballTransfers』から「バルセロナを去る可能性がある5人のプレーヤー」をご紹介する。



マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン



クラブのキャプテンの一人でありながら、今のバルセロナでは「忘れられた存在」になりつつある。彼は度重なる怪我という不運に見舞われ、ここ数年は苦難の時期を過ごしてきた。



昨夏に復帰を果たしたものの、クラブは新たな守護神としてジョアン・ガルシアを獲得した。そのため彼に対しては「今シーズンは第3GKとしての扱いになる」と通告していた。それでも彼は残留し、ポジション争いに挑む道を選んだ。



ところが新たなフィットネスの問題が、その戦いが始まる前に水を差した。冬に再びプレー可能となり、出場機会を求めてジローナへローン移籍したが、わずか2試合の出場で再び長期離脱を強いられてしまった。現在のバルセロナにおいてテア・シュテーゲンは余剰戦力となっており、今夏に放出されるのは確実と見られている。



アンドレアス・クリステンセン



テア・シュテーゲンと同様、アンドレアス・クリステンセンもここ数シーズンはコンディションの維持に大きく苦しんでいる。



もっとも、これがクラブにとって常にマイナスだったわけではない。守備面で彼の経験が惜しまれる場面はあったものの、負傷による離脱が結果的にラ・リーガの選手登録制限を緩和する助けにもなっていたからだ。



とはいえ、彼の未来は不透明な状況にある。契約満了が近づいているが、延長のオファーが出るかどうかについては、メディアによって報道が分かれている。



ただ現在のメンバーの中での立場を考えれば、残ったとしても出場機会は限られることが予想される。今シーズン終了後、彼が新たな挑戦を求めて移籍する可能性は十分にありそうだ。



マルク・カサド



才能豊かなMFマルク・カサドは、昨夏にチェルシーやウォルヴァーハンプトンといったプレミアリーグの複数クラブから強い関心を示されながらも、バルセロナ残留を選択した。



飛躍のシーズンになると思われたが、その現実は甘くなかった。バルセロナでの出場機会は限定的で、1月の時点ですでに退団の噂が浮上しており、ライバルの一つであるアトレティコ・マドリーが獲得を検討していたとのこと。



報道によれば、カサドは今夏バルセロナを去る決意を固めており、クラブもそれを容認する方針だという。ラ・マシア出身の彼を売却すれば、クラブには相応の利益がもたらされるはずだ。



アンス・ファティ



今夏退団が予想される選手たちの多くに共通しているのは、やはり怪我との戦いだ。かつての「神童」アンス・ファティも例外ではない。リオネル・メッシの正当な後継者と目されたウイングは、もはや有望な若手という枠には収まらない苦境に立たされている。



今シーズンはASモナコへローン移籍しているが、フランスリーグでは不安定な立場だ。ピッチに立てば確かなインパクトを残すものの、関係者が望んだほど多くの試合に出場できているわけではなく、万全な体調を取り戻せてはいない。



最新のレポートによれば、当初はバルセロナに送り返すと報じられていたモナコ側が、一転して買い取りオプションを行使する意向を見せているというが…。その点でいえば、バルセロナ側がどれだけの価格を求めるかが重要なポイントになりそうだ。



ロベルト・レヴァンドフスキ



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(C)Getty Images



ここ数ヶ月、ロベルト・レヴァンドフスキの去就は「退団で決定的」だと思われていた。契約が今夏で満了するこのベテランのポーランド代表FWを放出するため、バルセロナは市場で新たなストライカーを探し続けてきたからだ。



しかし、最近になって風向きが変わってきた。トップターゲットであったアトレティコ・マドリーのフリアン・アルバレスの獲得が極めて困難になったことで、バルセロナはレヴァンドフスキとの契約延長交渉を開始したという。



ジョアン・ラポルタ会長は年俸の大幅な減額を受け入れるよう強く迫っているとされているが、最初の提示内容に対してレヴァンドフスキ側は納得していないとも伝えられている。



30代後半になっているものの、そのプレーはまだまだ世界屈指。しかもフリーで退団が可能なため、ユヴェントスやサウジアラビア、アメリカのクラブが接近しているというが…。



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※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。



筆者:石井彰(編集部)

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