フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督が、FIFAワールドカップ2026に向けて選出したフランス代表メンバー26名について自身の考えを語った。フランスメディア『レキップ』が伝えている。


 フランスサッカー連盟(FFF)は14日、FIFAワールドカップ2026に臨むフランス代表メンバー26名を発表した。

 今大会後の退任が決定しているデシャン監督は2018年大会以来、指揮官として2度目の優勝に向けてキリアン・エンバペやマイク・メニャンウィリアン・サリバ、オーレリアン・チュアメニ、ウスマン・デンベレらを順当に招集した。

 概ね予想どおりの顔触れとなったが、第3GKに関してはリュカ・シュヴァリエ(パリ・サンジェルマン)に代わって21歳のロビン・リッサー(レンヌ)の初招集というサプライズもあった。

 シュヴァリエのコンディション、所属クラブで出場機会を得ていた場合、問題なく招集していたものの、その2つの問題でリッサーの招集を決めたという。

「シュヴァリエの状況は3月の時点ですでに複雑で、今もそうだ。アルフォンス・アレオラのような経験豊富な選手もいたが、ここ6カ月間、彼の出場機会は限られていた。ウーゴ・ロリスは第3GKの座を争うレベルには達していない。ロビン・リッサーは素晴らしいシーズンを送っており、最も重要な基準はパフォーマンスだった」

 また、今大会出場国屈指のタレントを誇るフランスではリーグ・アン得点王のエステバン・ルポール(レンヌ)やランダル・コロ・ムアニ(トッテナム・ホットスパー)、ピエール・カルル(ユヴェントス)、フロリアン・トヴァン(RCランス)ら数選手が負傷以外の理由でメンバー外に。そのなかでも最もサプライズとなったのは、エドゥアルド・カマヴィンガ(レアル・マドリード)の落選だった。

 その理由について問われた指揮官は「もちろん、彼のシーズン成績だ。ケガもいくつかあったし、非常にレベルの高い競争もあった。カマヴィンガは最も落胆した選手の1人だとは言わないが、3月には代表にも選ばれ、少しプレーもしていた。
彼の潜在能力や実力に疑いはないが、彼が私に腹を立てるのも当然でその気持ちは理解できる」と、所属クラブでのパフォーマンスを理由に挙げている。

 一方、アキレス腱断裂のウーゴ・エキティケ(リヴァプール)の代役として招集されたジャン・フィリップ・マテタとマクサンス・ラクロワのクリスタル・パレス組の招集は同じくサプライズに。

 前者に関してはエキティケ不在でセンターフォワードタイプを欲していたなかでの選択で、ラクロワに関しては「非常に優秀で、前回の代表戦期間中も素晴らしいパフォーマンスを見せてくれ、左右両サイドでプレーできる能力も持ち合わせている」とユーティリティ性の部分を評価。さらに、今月末に控えるカンファレンスリーグ決勝での活躍を祈っている。

 なお、フランスは本大会でグループIに入り、セネガル、ノルウェー、イラクと対戦する。
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