日本代表の松本良一フィジカルコーチが取材に応じ、FIFAワールドカップ2026に向けたコンディショニングのポイントについて語った。

 日本代表は25日(月)から国内で活動を開始し、31日(日)にアイスランド代表との壮行試合を行う。
その後、メキシコ・モンテレイに移動。グループステージ第2戦を戦う地で事前キャンプを行い、ベースキャンプ地のアメリカ・ナッシュビルに入る予定だ。事前キャンプ地をモンテレイで行う理由については「試合会場ですし、暑熱対策の一部でもあります。チュニジア戦は22時キックオフなので、暑さはそこまで問題ないのですが、予選を通過してラウンド32(※1位通過の場合)の時は、19時キックオフになります。まだ陽があって気温も下がっていない状態なので、そのあたりの対策にもなると考えています」と説明。またベースキャンプ地にナッシュビルを選んだ理由については「トレーニングファシリティと、ホテルの施設がすごくいい」ことを挙げた。

 日本代表は昨年9月にアメリカ遠征を実施。西部オークランドから、中部コロンバスに約5時間かけて移動し、中2日の厳しい日程をこなした。メンバーを大きく入れ替えたアメリカ代表戦は0-2で敗れる結果となったが、「基本的には選手たちは(その経験を)プラスに捉えてくれたので、今後はいい方向になると思う」と前向きに語った。

 今大会から出場国が32から48に拡大。コンパクトな開催だったカタール大会とは異なり、アメリカ・カナダ・メキシコの広大な3カ国での共催となる。「試合会場の環境がいいことは分かっていますが、どう暑さに対応してコンディショニングをして、試合に臨むのかが一番重要なポイントになると思います。
今大会はいい場所にいるからと言って、最高のコンディションが作れるとは限らない」と今大会特有の難しさを語る。北中米の暑さに加え、キックオフ時間も現地15時(オランダ戦)→22時(チュニジア戦)→18時(スウェーデン戦)とバラつきがある。「前回のカタール大会のスペイン代表戦も22時キックオフでした。そういった対策はしているので継続してやることと、そこからアップデートできている方法論もあります。そのあたりを組み込みながら、しっかりと準備したい」と力を込めた。

取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)


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