◆米大リーグ ドジャース5―6ブルワーズ(20日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースのM・ベッツ内野手が20日(日本時間21日)、後半戦第3戦となる本拠地・ブルワーズ戦に「1番・遊撃」で先発出場し、3回2死走者なしの場面で15打席ぶりとなる中安をマークした。試合後には取材に応じたが、「(打順変更はしたが)ただの普通の日だった。

特に何も変わってないし、関係ないよ。すべての面で、もっと良いプレーをしなきゃいけない」と言葉少なだった。

 ベッツは今季、90試合に出場して、353打数85安打の打率2割4分1厘、11本塁打、45打点、6盗塁と成績が伸び悩んでいた。昨季まで1番が主戦場。だが、昨年6月に左手を骨折して大谷が1番に抜てきされ、チームが勢いに乗ったことから、ベッツの復帰後も2番での起用が続き、今季も「大谷、ベッツ」の並びが続いていた。7月は試合前時点の12試合でここまで48打数9安打、打率1割8分8厘と不振に悩んでいた。

 ロバーツ監督は、今後しばらくはベッツを1番、大谷翔平を2番で起用していく方針で、試合前会見では「すべてを総合的に判断した。(ベッツが)塁に出ることに集中できる。いつまで続くかはわからないが、マックス(マンシー)が戻ってくるまでやって、再び評価することになるだろう」と見立てを明かしていた。

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