◆米大リーグ ドジャース―ツインズ(23日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が23日(日本時間24日)、本拠地ツインズ戦に「2番・DH」で出場し、リーグトップ37号の豪快弾で前人未到の日本人初&球団タイとなる5試合連続アーチをマークした。ホームランボールをゲットした15歳の高校生でジャクソン・フィンセスさんは、「最高だよ。

本当に現実とは思えないな。まさか、ここでこんなことが起きるとは思ってもいなかったよ。1回バウンドしたから、自分が捕れるとは思っていなかった。しかも、これは5試合連続のホームランボールだから、すごくクール!」と興奮気味に振り返った。

 大谷は、両軍無得点で迎えた初回1死の1打席目に、先発パダックの緩いカーブを完璧に捉えた確信の一発は、打球速度110・3マイル(約177・5キロ)、飛距離441フィート(約134・4メートル)で中堅左に飛び込んだ。

 フィンセスさんは、エンゼルス球場に近いハンティントンビーチ付近に住んでいるといい、生まれたときからのエンゼルスファン。18年に大谷が移籍したときから大ファンだっただけに、「ショウヘイがメジャーに来たときからずっと見てきたんだ。彼がここ(ドジャース)に来たのを見るのは寂しい気もするけど、これ(ボール)を手に入れられたのはすごくクールだよ。彼のことは今でも大好きなんだ。本当に素晴らしい人物で、今また投げているのを見るのも本当にクールだよ」と目を細めた。

 4歳の頃から野球を始め、将来の夢はメジャーリーガー。見事にゲットした大谷の記念球については「自分の部屋に飾っておくよ。

これだけは、絶対に手放さないよ」とボールを強く握りしめていた。

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