◆米大リーグ ドジャース―ツインズ(23日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が23日(日本時間24日)、本拠地ツインズ戦に「2番・DH」で出場し、2―3の9回2死一塁で迎えた5打席目は、一塁にランナーがいながら異例の申告敬遠で歩かされた。

 大谷は、両軍無得点で迎えた初回1死の1打席目には、リーグトップ37号の豪快弾で、早々と日本人初&球団最長タイとなる5試合連続アーチをマーク。

先発パダックの緩いカーブを完璧に捉えた確信の一発は、打球速度110・3マイル(約177・5キロ)、飛距離441フィート(約134・4メートル)で中堅左に飛び込んだ。

 3回2死で迎えた2打席目は真ん中高めのボール球にバットが空を切り、空振り三振。1―1で迎えた6回の3打席目はカウント1―2から外角高めの直球に手が出て、2打席連続の空振り三振に倒れた。

 前日22日(同23日)に日本人史上初となる4試合連続本塁打をマーク。5点を追う9回2死三塁から守護神剛腕デュランの100・1マイル(約161・1キロ)の衝撃的スプリットをはじき返す一発は、リーグトップのスアレス(Dバックス)に並ぶ36号アーチとなった。

 21日(同22日)の本拠地・ツインズ戦では「2番・投手、DH」で二刀流出場し、今季最多46球を投げ、3回4安打1失点3奪三振の好投。打っては、初回にメジャー史上初の“やり返し弾”となる3戦連発の35号アーチを放った。試合後には「ここ数日、見え方がいいなというのが一番。打順含めて関係なく。それが少しずつ良くなってるなというのがいい点かな」と話していた。

編集部おすすめ