日本選手初５戦連発の大谷翔平　すべて中堅から左への一発に「いい角度で上がれば引っ張っても流してもあまり関係ない」
３７号ホームランを放ち、選手らとタッチを交わす大谷翔平（ロイター） 画像（1枚）

◆米大リーグ　ドジャース４×―３ツインズ（２３日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３１）が２３日（日本時間２４日）、本拠地ツインズ戦に「２番・ＤＨ」で出場し、リーグトップ３７号の豪快弾で日本人初＆球団タイ記録となる５試合連続アーチをマークした。

　両軍無得点で迎えた初回１死の１打席目に、先発パダックの緩いカーブを完璧に捉えた確信の一発は、打球速度１１０・３マイル（約１７７・５キロ）、飛距離４４１フィート（約１３４・４メートル）で中堅左に飛び込んだ。

試合後のＮＨＫのインタビューでは「なかなかすばらしい投手で最初は打線も打ちあぐねていたんですけど、その中で先制点取れていたのでそこはまあよかったです」と振り返った。

　５試合連続の一発はいずれも中堅から左翼方向への当たりとなっているが「打球方向はあまり関係ないというか、いい角度で上がれば引っ張っても流してもあまり関係ないのかなと思っているので」と打球角度を重視していることを強調した。

　チームは１点を追う９回２死走者なしからベッツが安打で出塁。ここで大谷は勝負を避けられ申告敬遠となったが、その後２死満塁となってからフリーマンが左前２点適時打を放って逆転サヨナラ勝ち。決勝のホームへ滑り込んだ大谷は「今日も苦しかったですけど、やっぱり最後２死からああやって逆転出来るというのはまだまだ底力がある証拠じゃないかなと思うので。ロード出る前にいい勝ちが出来てよかったなと思います」と今季８度目の劇的勝利を喜んだ。

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