◆第107回全国高校野球選手権奈良大会▽3回戦 智弁学園16―0奈良=5回コールド=(21日・さとやくスタジアム)

 ノーシードの智弁学園が、春季県大会3位でシード校の奈良に5回コールドで勝利した。

 初回に長打でつないで3点を奪うと、2回は先頭の杉本真滉(まひろ)投手(2年)の本塁打などで5得点。

8盗塁と走塁でも揺さぶった。

 春の県大会では3回戦で畝傍に1―8で7回コールド負け。夏初戦の高田商にも2―0で辛勝と良い結果が出ていなかった中でのシード校へのコールド勝ちだ。「先攻なのが良かった。初回に3点をとれて勢いに乗った」と小坂将商監督(47)は手応えを口にした。

 少路慶斗主将(3年)は「夏は智弁やぞっていうところを見せたい」と力を込める。3年連続23度目の夏の聖地へ、存在感を示していく。

編集部おすすめ