◆JERAセ・リーグ 巨人6X―5阪神(21日・東京D)
阪神が今季初めて5点リードを守れず、6度目のサヨナラ負けだ。最後は救援起用したドラフト1位・伊原が同点の9回2死満塁で吉川に劇打を献上。
5―0の7回に快勝ムードが一変した。先発の伊藤将が3連打で1点を失うと、なお無死一、三塁でゴロを捕球した一塁手・大山が本塁悪送球。3点差に詰め寄られ、1死一、三塁となってから2番手右腕・ネルソンがリチャードに左越え同点3ランを浴びた。
それでも、チームは53勝35敗2分けの貯金18で折り返し、2位・DeNAに9・5ゲーム差をつけた。試合後には全体ミーティングも実施した。「また糧にして、球宴明けからゲームを締めて戦うことに尽きると思う」。4日間の小休止を経て、Vロードへリスタートを切る。(小松 真也)