◆JERAセ・リーグ ヤクルト7X―6広島(21日・神宮)

 広島は悪夢のサヨナラ負けで敵地6連敗。借金7で前半戦を終えた。

 2点リードの9回に守護神・ハーンが2死一、三塁を招くと、赤羽に左翼へ大きな放物線を打たれた。当初は2点三塁打で同点かと思われたが、ヤクルト・高津監督がリクエスト。リプレー検証の結果、ポール直撃の逆転3ランとなり、敗戦が決まった。

 前夜20日に3回の怠慢プレーで懲罰交代となった坂倉をスタメンから外した打線が、2戦連続の2ケタ13安打で6得点を奪った。初回に33打席ぶり安打となる適時打を放ったファビアンが、3回にも2打席連続の適時打で復調の兆し。1点リードの5回には、前夜に2年ぶりの今季1号を放った林が、プロ初の2試合連発の2号3ランでたたみ掛けた。

 先発・床田は、6回3失点と粘った。その後、リリーフにつないだが、最後は助っ人クローザーが力尽きた。

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