◆第107回全国高校野球選手権神奈川大会 ▽準々決勝 東海大相模5―2日大高(22日・サーティーフォー相模原)

 昨夏甲子園出場校の東海大相模が日大高を下し、準決勝進出を決めた。

 右肘の違和感で登板を控えていたエース・福田拓翔(3年)が今夏初先発。

「ロングを投げれたのは良かったんですけど、コントロールミスがあった」。7回には被弾もあったが、最速139キロの直球で8回途中を3安打2失点(自責1)にまとめ、エースの意地を見せた。

 打線では「3番・中堅」で出場の中村龍之介(3年)が2安打3打点。3回には「初球から甘いボールが来たら振り抜く気持ちだった」と初球のインコースを弾丸ライナーで右翼に運んで高校通算27号となる2ラン。6回無死一塁でも左中間に適時二塁打を放つなど、中軸の役割を果たした。

 次戦は26日の準決勝・向上戦。全員が与えられた役割を果たし、2年連続の夏の甲子園出場を目指す。

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