◆第107回全国高校野球選手権京都大会▽準決勝 京都国際5―1立命館宇治(25日・わかさスタジアム京都)

 京都は、昨夏の甲子園覇者・京都国際が立命館宇治を5―1で下し、決勝進出を決めた。

 3回2死一塁、立命館宇治の1番・飯田琉翔右翼手(2年)が左翼線へ適時二塁打を放ち、先制した。

1点を追う京都国際は4回、先頭の小川礼斗(らいと)一塁手(2年)が右越え二塁打で出塁。送りバントと犠飛で同点に追い付くと、5回2死一、三塁から小川の左前適時打で逆転。さらに、8回にも2点の追加点を挙げた。

 投げてはエース左腕の西村一毅(いっき)投手(3年)が奪三振ショーを披露。3回に先制点を許すものの、同点の5回2死満塁では空振り三振に仕留め、ピンチをしのいだ。4者連続三振をマークするなど、5回まで毎回の計10奪三振。9回4安打13奪三振、1失点と完投した。

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