ドジャースは24日(日本時間25日)までにM・ゴースキー内野手(27)とマイナー契約を結んだ。

 本職の一塁に加え、外野も守れるゴースキーは、今季パイレーツでメジャーデビュー。

「7番・一塁」で先発出場した敵地・エンゼルス戦では2回にメジャー初打席初本塁打となる1号ソロを左中間席にマークしていた。15試合で打率1割9分5厘、2本塁打、4打点も、5月に3A降格。その後負傷者リスト(IL)入り。7月に入ってDFA(事実上の戦力外)となり退団していた。

 現状、即戦力ではない見込みだが、チームでは左翼のコンフォートの調子が上がらず、外野の厚みを持たせる狙いもあるかもしれない。

 7月末のトレード期限を目前に控え、各球団の動きも活発化。この日はマリナーズがDバックスから通算95本塁打のネーラーを獲得した。負傷者続出のドジャースはリリーフ陣が特に不足しており、ロバーツ監督は「攻撃面に関しては、いま苦しんでいる選手たちが4~5人いるが、彼らが本来の力を取り戻せば、それは実質的にトレードで獲得したのと同じ効果があると考えている。だから、我々は彼らの復調に賭けるつもりだ。その上で、リリーフ投手のことを本格的に考え始める段階に入っている。過去に実績のある選手もいれば、ほとんどの選手がそうではないのも事実だ。特に右打者をしっかり抑えられる投手を獲得したい」と話している。

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